2007年06月03日

David Bowie / Hunky Dory

最近コマーシャルでデヴィッドボウイの“チェンジズ”流れてますね。

そんなわけで、その曲の入っているアルバム“ハンキー・ドリー”を久しぶりに聴いてみました。私の最初のデビッドボウイ体験はこのアルバムだったのでかなり思い入れがあります。

アメリカに渡った71年の秋にRCAレコードに移籍し、その年の11月にリリースされ全英第3位と商業的にも大きな成功を収めたアルバムです。当時隆盛の兆しをみせていたゲイリーグリッターやT-REXを代表とするグラムロックムーブメントの中で、ボウイ独特のグラムロックを確立した記念すべき作品であると思います。(ゆるぎない地位を築いたのは次回作だがその礎となったとも言える作品。しかし次回作の“ジギースターダスト”はこの作品とほぼ同時進行で作られている。)

当時はT-REXの方が人気がありボウイはT-REXのパクリとか言われていたこともあったらしいです。確かに前作ではマークボランのような歌い方をしているものもあり、かなり意識していたと思われますがリスペクトとしての意識があったのでは、と思われます。“ソング・フォー・ボブディラン”ではディランの唱法も真似しています。


ハンキードリーとはアメリカの俗語で“素敵な”とか“最高”という意味らしく全米のマーケットを意識したようで、最初にシングルカットされた“チェンジズ”はアメリカで初めてヒットし全米66位になった作品です。ボウイみずからサックスを吹いたポップな曲で、ボウイの変幻自在な生き方を象徴している作品といえます。しかしヒットしたと言っても66位でイギリスではカリスマ的人気を誇るボウイもアメリカでは思ったように売り上げが伸びず全米1位になるのはその4年後ぐらにジョンレノンと共作した“フェイム”で、当時のボウイの苦労が窺えます。

先日紙ジャケ化された作品には以前のCDのようなボーナストラックが入ってないようですが、コンセプトアルバム色の強い作品が多いボウイの場合そのほうがいいのかもしれません。しかしマニアとしては別バージョンの入ったCDも聴きたいと思われるのではないでしょうか?
“クイックサンド”のデモバージョンなんて涙モノです。
東芝EMIさん、別バージョンを集めたCD発売期待してます。


タグ:hunky dory
posted by rom at 23:54 | TrackBack(1) | 音楽>David Bowie | 更新情報をチェックする
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